2009/09/12

宇宿允人(うすきまさと)ドボルザーク

宇宿允人指揮、フロイデフィルハーモニーの演奏を聴いてきました。

東京芸術劇場。

演目:ドボルザーク交響曲第8番、第9番(新世界)、スラブ舞曲

宇宿允人のことがわかるページは以下のとおりです。

http://usuki-tsudoi.hp.infoseek.co.jp/

http://www.usuki-world.com/

オーケストラ聴いて、というか純粋に音楽だけ聴いて涙が出たのは生まれて初めて。なんで泣いてるかよくわかんないし。泣きだしたタイミングもよくわかんない。なんていうんだろうなあ。垣根がなかったです。演じ手と聴き手のあいだに、余計なものがない。指揮者とオーケストラの間にも余計なものがない、不純物がない。ただならぬ緊張感と燃える気合?愛?いのちが燃えてるぞー!という空気以外、何もない。こんなことってあるのだろうか。いや不純物だらけだったという見方もある。

なんていうんだろうなあ。生きてるなあと痛切に思った。今、時間がこの手にある。今、ここでこれを聴いている現実がある。ここにいる人の数だけある。そのなんとしあわせなことか。

75歳の指揮者は一曲終わるごとに歩くのもやっとだ。

休憩をはさみながら2曲おわり、演奏後マイクを持ち、短いお話をされたが、過激だった。ああ、なるほど、業界から締め出しくらってるのだなと思った。なんだっていい。その人であるからいい。生きてるうちに、一度でも多く聴きに行きたい。

全曲ふりおわって、またマイクを持ったと思ったら、どこでお知りになったのか、「宮古島から見に来られた方がいるということですが、いらっしゃいますか、でてきてください」しばらく誰も出なかったが、出てくるまで待つというかんじが伝わったか、体格の良い若い女の人が出てきた、もぞもぞしている。おずおずと指揮台の下まで進み出た彼女に、「きょうはほんとにどうもありがとう、遠路はるばるようこそいらっしゃいました。」握手。彼女は声を殺して大泣きしている。「今日の記念に、ささやかですが、今日つかったこの指揮棒をあなたに・・・・」そういって指揮棒を取り出して観客に見せ、「軽いんですよ。でも、これには今日の二時間、振り続けた苦悩と汗と、それに100人のオーケストラが一心に見詰めたその汗と愛情がぎゅぎゅっと凝縮されているわけでありますから、重いんです。」

そういってこともなげに手渡した。

「あの・・・あとで、サイン、しますからね。楽屋に来てください。」

そういってそれじゃ、ってかんじで宇宿じいさんは退場した。オーケストラも退場しはじめた。彼女が席に戻るのに、通り道の観客が彼女に声をかけたり、拍手したりしていた。

ドボルザークよかった。ブラームスより男っぽい。ブラームスはその男っぽさに「チキショーやられたぜ」って思ってたんじゃないかなと思いました。これからはドボルザークも聴いてみようと思います。

会場では、宇宿允人CDやDVDを販売していました。ブラームスの第一番があったので購入しました。1番だけ持っていなかったのです。こういう形で素晴らしい1番が我が家にやっててくれたことが、なによりのブラームスからの贈り物のような気がします。

| | コメント (4) | トラックバック (0)

2009/09/09

あんてなぶんぶん

九月に入ったとたん、色んなとこからアートな刺激がやってくるのだった。

ジャズピアノのひとと二台ピアノやろうって話があったり、音楽仲間がアイドルのバックバンドで演奏するから見に来ない?って誘ってくれたり、おともだちの通うバレエ教室の発表会を見に行くお誘いをいただいたり、今夜は音楽仲間のライブのお知らせをもらったので見に行くことになったし、この週末にはドボルザークを聴いてきます。

充実!

ドボルザーク、新世界くらいしかきいたことないのですが・・・。

こないだ渋谷に、映画「クララ・シューマン」を見に行ったときに、興奮のあまり時間勘違いし、早く着きすぎてライオン(クラシック喫茶)でブラームス聴いてたんですよね。で店出ようとしたら、出口近くにたった一枚置いてあった演奏会のチラシ。「宇宿まさと(うすきまさと。まさと漢字がPCに出ませんのでひらがなで)の世界」。

宇宿まさとさんの指揮棒を構えた写真が印象的で持ち帰ったのです。スラブ舞曲かあ、名前しか知らんなあ・・・と思ってたら、ブラームス関連の詳細記事を載せているブログ「ブラームスの辞書」で二日前から「ドボルザーク特集」をはじめるという。ブラームスが音楽協会の責任者を務めていたときのオーディションに応募してきたドボルザークの才能を、ブラームスは絶賛したというのです。そしてそれから終生、二人の交流は温かく続いたということだわさ。

ブラームスのすすめで、ブラームスの懇意にしていた楽譜出版社が、ドボルザークの新曲を出す際、ブラームスの有名曲「ハンガリー舞曲」にちなんで、「スラブ舞曲」と題名つけたことにより、ドボルザークはブレイクを果たした、というのだ。

うーん、そんなこんなで繋がってくるのか!見にかねばならないて。とキタロウあんてなじゃないけど、ヨシコあんてながぶんぶん振れている。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009/08/05

ほんとにピアノ壊れた

リストって超絶技巧曲たくさん書いた人がいます。ピアノうまい人が競うように弾いてるから、必ずどこかで聴いた曲があると思います。ため息とかラ・カンパネラとか。

このリストがすごいパワーピアニストだったらしくて、彼が三回曲弾くと、ピアノがだめになる(しかも再生不能)という凄まじさ。唯一壊れなかったのが、ベーゼンドルファーというメーカーのもので、以来リストはベーゼンを愛用するようになったんだそうな。

私は乱暴な武勇伝なんてダサいと思ってるので、クダラナイ・ダカラナニと思ってました。おーげさだよ。

しかしリストの作品で、弾きたい曲がいっこだけありました。テレビで見た、フジコ・ヘミングっていう老女ピアニストのラ・カンパネラがとってもかっこよくて、てゆかリストの曲ではじめて感動して泣いちゃったんですよね。結構数年前のことです。

ラ・カンパネラ。

譜面買ったのはそれから数年後、開いてびっくり!なんざこらあ!!線線線線線線線線線。高い音低い音が飛び交う。耳で聴いた印象と譜面との距離が…すごく遠い。
譜読みしてさらにびっくり。読めねえ。いや読めるけどススマネー!つか繋がらねー!
譜読み得意な方なのに。
途中で頭痛くなって挫折。

以来何回か開くが挫折。
時間が流れた。

先日人前でブラームス間奏曲を弾いたとき(ピアノはベーゼンドルファーだった)、ラ・カンパネラを弾いた人がいた。うらやましかった。とてもうらやましかった。ウウウうらやましい。ぐおー!


というわけで数年ぶりに、ちょっとがんばってみた。手強かった。

途中バッハ弾いたりブラームス弾いたりして自分をなぐさめながら…。


3日くらい粘ったら、なんとなんと!はじめてフレーズが形を成し始めたではあ〜りませんか☆キャハー(@_@。

一つ、二つ、フレーズが繋がる度に視界が開ける。バカみたいに嬉しい。ついつい調子こいてやってるうちに指が痛くなった。

そんでも感触忘れたくなくて、次の日も頑張った。したら翌日熱出した。間違いなく筋肉疲労と知恵熱によるものだろう。我ながら感心するくらいあほだ。

2日苦しみ、だいぶ楽になった今日、控えめにさらってみた。おお!ムチャ練のスバラシイ成果。ゆっくりだけど、はじめて終わりまで曲として弾き通せたあ。やったー☆しやわせ〜(ToT)

弾いてる途中でリストの色んな隠し味やら人間味に気付き始め、いつのまにかコーフン。

テクニックばかりでやなやつ。と思ってたけど、隠れダンディーじゃん♪ヤッダーやられたー。てかムッツリか?

ついついまた調子にのりかけていた。ぶりかえしてはいかん。程々にしてしまいにしよ…思ったとき、鍵盤がおかしいことに気付いた。曲中多発する高音域の黒鍵二つ。押しても音がならない。ハンマーがやられたか。クッションが傷んだか。たまに思い出したように鳴るけどあんま弾かないほうがいいだろう。

リストが三回弾いたらピアノが壊れるって本当だったんだ。私がゆっくりゆっくり数日やっただけでこんなになるということは。
その直後、低音黒鍵がバキッと飛んだ。

さすがに自粛。ボンドで治しました。

私が乱暴なんじゃありませんよ。そのくらい無茶な曲だっていう証拠です。指にとってもピアノにとっても。調律してもらわねば…。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009/07/25

東京フィル・交響曲1,2(初台オペラシティ)~ブラームスの海に巻かれ

行ってきましたよー!ブラームス交響曲、生!キャハー!

もうだめだ。ブラームスは永遠のコイビトのつもりでいましたが、そんなんじゃ収まらない存在なんだということがよくわかりました。彼は海です。万物を抱き包み育み、与えてやまない海です・・・。

のっけから一人の世界に突入しそうなので、イメージを膨らませるのはよします。

交響曲第一番は、聴いたことありませんでした。だからいきなり生で初聴きでした。贅沢すぎます。でも昔はみんなそうだったんですよね。録音なんてなかったんだから。昔の人はそういう面では恵まれてるかもしれない。かっこよかったなあ。出だしから、涙ちょちょぎれ・・・。激しい。ブラームスのよさは、静寂に同居する竜虎のような情熱ですね。かなりバンカラです。硬派だわあ・・・・。うっとり。世のオトコはこうでなくては。

などといってると現実を生きていけなくなるので、自分をほどほどに飼いならして。

第一楽章:嵐の海に放り出され、第二楽章:救助される。船の甲板で毛布と温かい紅茶をねぎらわれ、第三楽章:海の可能性を諭される。キミもキミの海を泳ぎきる可能性と智恵を持っているのだよと優しく囁かれ、第四楽章:じゃあね!とにっこり微笑むが早いか、ブラームスは海から打ちあがるとすごい勢いでぐんぐん空に上がっていき、アルプスを見下ろし宇宙へ行ってしまいました。

指揮者のチョ・ミョンフンという人もとても人柄が温かそうで、かっこよかった。ブラームスと同じような系統の匂いがしまひた。どういう匂いだよ!赤い薔薇を胸につけたりしても(つけてないですよ、指揮するんだから)ぜんっぜんキザじゃなく普段通りに振舞えるんだろうなあこの人・・・っていう想像をかきたてられるような佇まいが匂う・・・。

第二番。CDでいつも聴いてるおなじみの二番!でもCDと全然ちがーう!CDでは聞き取れない細部、CDでは再現できない音の膨らみ厚み、やっぱ生はいいんだ。初めて体感しました。聴きに行かなければ。ああ気づいてよかった。演奏は、本来一期一会ののなんですねえ。感覚まひしてるんですね。いつでも繰り返し聞ける状態はじつはもったいないことしてるのかもしれない。

第二番の演奏中、ブラームスがオーケストラの真ん中に渦描いて昂然と立っているのが見えました(アブナイアブナイ)。孤独と苦悩と、つかの間の歓喜と、打ち続く静寂の闇と優しい夜、救いの朝。大きな自然を相手に、迫り来る感情全てを一人の胸に激しくしまいこんで、音の嵐にしていくマスラオブリがたまりません・・・。奪わず、与え続ける。ブラームスの海は深く青く限りない。第四楽章が終わるときは、終わらないでクレー!と思いましたがそんなわけにもいかず。サッサと終わってしまいました。

この呆気なさがまた、たまらにゃい・・・。

次は11月です。交響曲3番4番。3番人気か、もうすでにチケットほとんどないです。見たい人は急いだほうがよさそうです。

| | コメント (3) | トラックバック (0)

2009/07/22

ブラームシュのフトコロ

ピアノ門下生の発表会やコンクールとは違って、好きだ♪弾きたい♪という思いが詰まったピカピカの音楽会に参加してきました。

勇気をだして参加希望出した自分に拍手を贈りたい…☆

あの空気の中にいられたことが幸せです。日頃から解放されて、脳ミソゆで過ぎたマカロニみたいなってました。

会場はサローネ・フォンタナ(成城学園前)。

自然光が入る天井高い木造建築の一民家でした。内装がちょっとした教会みたいでかわいい。二階席もあって、連れてった五歳の息子も大喜び☆

高級な雰囲気に圧倒されたらどうしようと思ってたけど、椅子ががんがんと無造作に積み上げてあったり、壁も所々キズついてたり、ザックバランな雰囲気で緊張もなく伸びてました。

ピアノはアクションがあまり帰ってこない変わったタッチ。でも弱い音がすごくちゃんと出る。それが嬉しかった。

会場内は少しの物音でもしっかり響いてしまうため、子連れにはお外が良策。皆の演奏が進んでいくなか、息子と待合室で耳をすませておりました。

一同に楽しんで弾く人が集って、夢のように時間がピアノ音でいっぱい。もう内にいようが外にいようが胸がホカホカ…☆

そんなこんなで自分の番。
暴れないっていう約束を潔くすっぽかした息子の床を蹴りまくる音に、ただヒヤヒヤしながら、穏やかテンポのブラームス。

ピアノ下にもぐり込み、ペダルに手でイタズラしだした時は、指を挟んだら危ないので、ヤツの体に私の足が届くとこまで近づくのを待って、イマシメに軽く蹴りました。
でもそれが私の日常なの。いいの。

という諦めがよかったか、最後の弱い和音がとても気持ちよく響いて大満足。
ブラームスのフトコロは温かかったデス…☆

続いて自作曲。初披露☆ピアノにお願いして、弾きたいように弾きました。初めてのフレーズがどんどん浮かんできて、きたからには弾いてみる大冒険☆終盤荒い演奏だったけど、守りに入らず冒険しとおせたからよし☆胸中スッキリ!

ただし、息子のドタバタ音で皆さんにご迷惑をかけたことをのぞけば。


演奏後息子が寝たため、優秀者のアンコール一曲だけでしたが、内で聴けました。嬉しかった。

ホント、ピアノやめなくてよかった。

ピアノに限らず、好きなことをやめようかどうしよか悩んでる人に出会うことがあったら、続けるといいよって言ってみようと思いました。


企画責任者の方々、参加されたすべての方々に、心から感謝感謝です☆

皆色々格闘しながらやめたり、続けたり、再開したりしてるんだと思いました。波風のゼロな人生なんてないと思います。

まあしかし、私はどこいっても…ノラネコ。柄悪い。
今回一番の収穫は、自分はどんなにしたってノラネコ味なんだと割りきろう!という思いが芽生えたことかもしれません☆

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2009/07/20

まっててブラ~ムシュ!

本日、久しぶりに人前でクラシック弾いて来ます♪

この数週間というもの、ワンピースを着るために、足とか腕とか絶対蚊に刺されたりしないよう気をつけてきたのです。かっちょわるいじゃないですか。虫刺されのあとが上品なワンピースから見えるなんて。愛する彼(ブラ~ムシュ)に会いに行くのに、そんな大失態は許されません。そして、なるだけ普段から、彼(ブラームシュ)の隣にいても不自然じゃないような服装を心がけ、いきなり品のいい服着ても、自分の品の悪い魂が浮かないように訓練しました。

その結果、虫刺され回避!ワンピース着ても、緊張しないぞう♪う~んバッチシジャン♪

しかし。

大きな誤算が生じた。連日じゃれついてくる息子からのキックで、思っきしデカイ紫色のあざが・・ふくらはぎと膝上に二箇所・・・・。あーあ。子育てはおしゃれとは無縁のガチンコ勝負なのだった。

それだけが本当に心残りです。

さておき、この指でブラームシュの曲を奏でられること、それだけでもう感謝いっぱい。ピアノやめなくてよかった。うんうんうん。本当によかった。クラシック嫌いなままに終わらなくて本当によかった。ワタシァほんのこつ幸せもんですたい。

いままで音楽を続けるにあたって出会った、全ての人たちと事象に心からの感謝をこめて*

彼(ブラ~ムシュ)の胸の中に飛び込んできま~しゅ*

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2009/06/12

スロラナライブ(渋谷HOME)

スロラナのライブを見に行きました。これが二回目です。

そしたら、これでしばらく、二年くらいやらないそうです。

二年どころか、もうやらない可能性もあるらしいのです。

そんなこと、全国のスロラナファンが許さないと思いますが。

さておき、前回の場所より数段音響がよく、聞きやすかった。ベースとドラムが全体に比して小さいので、前回のような大音量を覚悟していた耳にとっては、物足りない部分もありましたが、それは前回が基準になっているため、単に感覚が麻痺しているだけのことです。ボーカルの声もよく聴こえて、おかげでどういう歌詞なのかがわかりながら聞けました。

視覚は不思議だ。ゆがんでないものがゆがんで見えたり、速いものがスローモーにみえたりする。私はオレンジジュースしか飲んでない。酔っ払ってるわけではない。

音楽に曲げられているのだ。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009/05/20

ユニコーン武道館

友人がとってくれたチケットにあやかり、昨日武道館へ。再結成したユニコーンのライブを見に行く。ユニコーンを見るのは初めて。武道館でのライブも初めて。てっきり水道橋だと思っていたが、違ってたら困ると思い、友人に確認メール。「九段下だよ」と返信をもらい、聞いてよかったと胸をなでおろす。そういえば爆風スランプのたまねぎの歌に、「九段下のー」って出てくるわ。と一人ごちる。

20分遅れて着いた私を、案内の係が、だいたいここら辺ていうとこまで誘導してくれるものの、何かを指差して大声で何か言って、ニッコリ笑って去ってしまった。え~ん、何よ~きこえねっつの~わかんねっつの~。オロオロオロ。してたら、友人が発見してくれ事なきを得た。

ここ最近バイオリズム低下気味な私は、座席にありついたものの、天井いっぱいの熱気の中、どうにも孤独感が抜けずに遠くで鳴ってる大音量を眺めていた。もし今、血気盛んな中学生だったらすぐにヒートアップして、単純に「だ、い、めいわく!」と叫んだりしたんだろうな。きっと単純に、体で受け止められるんだろう。若いときは、多くのことがわからない代わりに、迷いもなかった。

今はあれこれ考えてしまう。自分の存在自体、大迷惑かもしれない、なんて考えてしまう。大人の事情の中に埋もれているのだ。でも途中途中、曲のなかにでてくる言葉に励まされて、最後まで見た。苦しいこともあるけど、とりあえず今夜を楽しもうっていう言葉だったり、世の中にはどんなに願ってもかなわないことだってあるっていう言葉だったり。

アンコールでの、脈絡のもつれたおしゃべりの他愛のなさや、すごくマイペースな曲の展開のやりとりに何度も吹き出しているうちに、心がほぐれてきた。最後に素晴らしい日々が演奏されると、ようやく少し、その場に佇んでる感が湧いた。アンコール最後の曲なのに、ユニコーンは淡々と演奏していて、またお客さんが少し静かに聞いてるふうだったのが印象的だった。みんな、じいんとしてたのかな。ユニコーンの人たち、それまでへらへらしてたのに、このときだけ笑ってなかった。思い入れのある曲で締めくくったのかもね。

そうして、あっさり終わりました。会場は大きいのに、日常の延長みたいだった。5人のオッサンが仲間で遊んでるっていう雰囲気も素敵だったし、なにより、終わったあとの『お墓には余計なもの持っていけないんです』的な清涼感に癒されました。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

その他のカテゴリー

| | |